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この季節、遠くに黒い雲が見えたら、落雷の心配をしましょう。
雷は丘、山など小高い場所や草原、川原など広く開けた場所で人体が突出している状態が最も危険です。
雷が近づいたら、低い場所に移動し姿勢を低くすることが大切です。
近くに建物があれば、建物内に逃げ込むのがよいでしょう。但し、テントやタープ、四阿(あずまや)ようなところは危険です。
どうしても森の中に逃げ込むしか方法がないときは、直近の幹や枝から4メートル以上離れ、雷の側撃(そくげき)を防ぎましょう。
テントやタープのポールと人体の間に十分な距離が取れないため、人体へも雷電流が流れます。
金属は電気の通り道になりますが、雷を誘導しないことは数々の実験で確認されています。慌てて金属を体から外すより、姿勢を低くすることのほうが大切です。
一方で雷は夏だけのものでもありません。一年を通じて、上空に冷たい空気が入ったり、地表に暖かい空気が入ったりすると大気の状態が不安定になり、強い上昇気流が生まれ雷が発生します。
活動を中断したり、予定を変更するなどの勇気を持ってください。

< リスクマネジメント講座 No.17 >
【 夏休みアウトドア事故トピックス 】
2005年の夏休みは、野外での事故がマスコミで多く報じられた年でした。
7月22日:水難事故:キャンプの高校生、川に流され不明(岐阜)
29日:落石事故:関西の登山ツアーで71歳死亡、67歳重傷(長野・北アルプス)
8月 4日:山岳事故:女性が落石で死亡。パーティーで下山中(長野)
5日:転落死:妙高山に登山中の男性が死亡(新潟)
6日:事件・事故:大山登山の男性63歳「胸が苦しい」死亡 (鳥取)
8日:落雷:樹木付近の男性が意識不明の重体(東京)
10日:転落死:登山の21歳、滝つぼに(北海道・中札内村)
13日:山岳事故:神奈川の女性医師、登山中に滑落して死亡(岐阜・北穂高岳)
13日:水難事故:キャンプの4歳児、波打ち際で(和歌山・串本)
13日:蜂にさされる:キャンプのボーイスカウト一行に蜂数十匹、1人病院へ
15日:兄弟行方不明:林の中に行ったまま(岐阜・高山のキャンプ場)
16日:兄弟行方不明:無事保護
16日:落石:嵐山・保津川下りの船に、観光客3人重軽傷(京都)
17日:水難事故:急増水の川で釣り人流される、70代男性が不明(神奈川)
21日:水難事故:親子二人が川に流される(熊本)
野外での事故は運が悪いこともあるかも知れませんが、原因も何かしらあります。いろいろな事例にふれてその事故が何故起きたのか、ご自身で検証してみることがリスクマネジメントのトレーニングにもつながると思います。
日本キャンプ協会では、「安全なキャンプのためにPART7‐事故事例に学ぶ‐」を作成しました。送料はご負担いただきますが、無料で配布していますので、どうぞご利用ください。
文 / 高 瀬 宏 樹
社団法人 日本キャンプ協会
URL http://www.camping.or.jp
< リスクマネジメント講座 No.18 >
施設の安全管理ににおいてもっとも大切なことは、施設側の自己点検の姿勢にあると思う。そしてそれは、施設のハードとソフトの両面において行われる必要がある。
施設側としては、施設や施設で行われるプログラムにどのような危険が潜んでいるか把握する必要があり、それを利用者やその指導者に事前にかつ正確に知らせることが大切であると考える。
今回は、私が数年前勤めていた研修センターでの話をしたい。このセンターは、都市型の研修施設であり異年齢の多くの人々が利用していた。当時の施設ボランティアが自主企画として、「安全ウォークラリー」というワークショップを実施した。
ワークショップは、ボランティアが2つのグループに分かれ、利用者の視線・目線でくまなくセンターを歩き、安全について気づいたことをまとめ、お互いに発表し合うというものであった。ある者は子供の視線で、またある者は障害者の車いすの視線でウォークラリーを行った。
その結果、安全に関しての最重要課題が6件、その他重要課題が14件あげられた。
手すり(縦)の間隔が少し広めのところがあり、非常に危険であった。対応策として、手すりの間にアクリル板を入れることを提案していた。また、別の指摘では、らせん階段があり、吹き抜けになっている場所がある。誤って物を落としてしまうと、下を歩いてる人に当たってしまう。対応策として、ネットを張ることを提案した。そして、これらの提案のいくつかは、センターによって実現されていった。
以上の話は、ボランティアが自主的に施設(ハード)の危険ポイントを調べ、安全に対する提言を行うワークショップの例であった。この次の段階では、施設側は把握した危険箇所を利用者に正確に伝えていくことになるのだが、このワークショップではそこまで行ってはいない。
最後に、みなさんが使用するキャンプ場や自然体験プログラムにおいても、安全に対する意識を高めるため、職員やボランティアによってこの種の自己採点ワークショップを実施してみてはいかがだろうか。
文 / 久保田 康 雄
独立行政法人国立青少年教育振興機構
URL http://www.niye.go.jp/
< リスクマネジメント講座 No.19 >
参加者自身による判断でしなければならないことが自然体験活動中には多くあります。
指導者は経験から予め、想定されるリスクや対処方法などを参加者に事前に説明しておく事で、危険回避できることが多くあることは以前にもこのコーナーで書きました。
指導者の経験から予見されるリスクは、初めての参加者や初心者にはプログラムを始める前にセイフティートークとしてマニュアル化して伝えることにより、参加者の経験不足からのケガや事故を防ぐ努力をすべきです。
同じ場所や同様のプログラムを繰り返し実施する場合には、小さなトラブルやケガや事故をスタッフ間で検証して作り変えて進化させていきます。安心な施設や安全なプログラム提供者になるべくこうした努力必要です。
具体例を一つ紹介します。私達の活動で川のツアーにて昼食時にボートから降りる際、河原で転んでケガをする人が多くありました。この事例をみんなで考えてみるとスタート地は河原が砂地で昼食に上陸する場所は漬物石位の大きさの石が多い場所でした。川の水辺は常に水量が変化して石が水の中にあったり、乾いたりしています。そのため、コケが付着していたり滑りやすくなっています。
毎日活動するガイドにとっては当たり前のなれたことですが、初めて水辺の活動をする人が砂地で滑りにくい場所からボートに乗って、滑りやすい石の河原に上陸して足を滑らせてしまっていたのです。
その後、事前説明に「河原の石はとても滑りやすいので注意してくださいね」するとともに、昼食時にボートから降りるときには声掛けをすることを決めました。
野外では活動場所が日常生活と違うことを認知してもらい自分自身の判断を高めてもらい事故やケガを防ぐセイフティートークは常に高める必要があり終わりはありません。
文 / 北 川 健 司
NPO法人 エヌエスネット
http://www.ns-net.npo-jp.net/
info@ns-net.org
FIEDAY 指導者セミナー
『ハンディ気象観測ツール』による自然体験活動リスクマネジメント
プラムネット株式会社 http://www.fieday.net/
■日時:
A日程: 4月21日(水) 19:00~21:00
B日程: 5月 7日(金) 16:00~18:00
C日程: 5月10日(月) 14:00~16:00
※3回とも同じ内容で行います。ご都合の良い日程を
お選びください。
■場所: プラムネット株式会社 (3F ミーティングルーム)
〒220-0003
神奈川県横浜市西区楠町9-5 吉川ビル
TEL 045-312-6016
■定員: 各日程 10名(全日程 合計 30名)
※お申し込みの受付は、先着順とさせていただきます。
■参加費: 無料
■内容(予定):
◎「ハンディ気象観測ツール」とは
◎強風のリスクと「ハンディ気象観測ツール」
・強風が原因の事故事例
・強風下で危険回避が遅れる3つの理由
◎指導者に「ハンディ気象観測ツール」を勧める5つの理由
◎「ハンディ気象観測ツール」代表的な6つの機能と、
自然体験活動におけるリスクとの対応
・【強風】のリスク
・【凍傷と低体温症】のリスク
・【熱中症】のリスク
・【高山病】のリスク
・【天候悪化】のリスク
・【ウィルス感染】のリスク
◎「ハンディ気象観測ツール」利用上の注意点
◎「ハンディ気象観測ツール」の
自然体験活動における利用シーン
◎更に便利な使い方
・データロガー
・気象データのPC書き出しと報告書への添付
◎オススメの「ハンディ気象観測ツール」について
※内容は、若干変更になる場合があります。
■講師 プラムネット(株)
アウトドア共育事業部 渡辺 直史
■セミナーの申込み方法:
事前のお申し込みが必要です。
下の 1,~6,にご回答の上、
件名を『気象観測ツールセミナー』として、
Eメールにてお申し込みください。
1,【お名前】
2,【お住まいの都道府県名】
3,【所属団体名または学校名】
4,【ご希望の日程】
以下からお選びください(各日程とも同じ内容です)
A日程: 4月21日(水) 19:00~21:00
B日程: 5月 7日(金) 16:00~18:00
C日程: 5月10日(月) 14:00~16:00
5,【参加人数】 (何人かでご参加の場合、代表者を含めた人数)
6,【ご質問、メッセージ等】
■お申し込みの締切
各日程とも、開催日の2営業日前まで
(営業日:祭日を除く月~金曜日)
■お申し込み、お問い合わせ先
プラムネット株式会社 アウトドア共育事業部
〒220-0003
神奈川県横浜市西区楠町9-5
TEL 045-312-6016 担当:渡 辺
info★plumnet.jp
(↑お手数ですが★を半角@に変えてから送信してください)
参加者自身による判断でしなければならないことが自然体験活動中には多くあります。
指導者は経験から予め、想定されるリスクや対処方法などを参加者に事前に説明しておく事で、危険回避できることが多くあることは以前にもこのコーナーで書きました。
指導者の経験から予見されるリスクは、初めての参加者や初心者にはプログラムを始める前にセイフティートークとしてマニュアル化して伝えることにより、参加者の経験不足からのケガや事故を防ぐ努力をすべきです。
同じ場所や同様のプログラムを繰り返し実施する場合には、小さなトラブルやケガや事故をスタッフ間で検証して作り変えて進化させていきます。安心な施設や安全なプログラム提供者になるべくこうした努力必要です。
具体例を一つ紹介します。私達の活動で川のツアーにて昼食時にボートから降りる際、河原で転んでケガをする人が多くありました。この事例をみんなで考え てみるとスタート地は河原が砂地で昼食に上陸する場所は漬物石位の大きさの石が多い場所でした。川の水辺は常に水量が変化して石が水の中にあったり、乾い たりしています。そのため、コケが付着していたり滑りやすくなっています。
毎日活動するガイドにとっては当たり前のなれたことですが、初めて水辺の活動をする人が砂地で滑りにくい場所からボートに乗って、滑りやすい石の河原に上陸して足を滑らせてしまっていたのです。
その後、事前説明に「河原の石はとても滑りやすいので注意してくださいね」するとともに、昼食時にボートから降りるときには声掛けをすることを決めました。
野外では活動場所が日常生活と違うことを認知してもらい自分自身の判断を高めてもらい事故やケガを防ぐセイフティートークは常に高める必要があり終わりはありません。
文/北川健司
NPO法人 エヌエスネット
http://www.ns-net.npo-jp.net/
info@ns-net.org















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